セラミドを増やす乾燥肌の保湿ケアというコンセプトのコーセー「米肌」の基本の保湿ライン、肌潤シリーズ。
- 肌潤石鹸
- 肌潤化粧水
- 肌潤改善エッセンス(美容液)
- 肌潤クリーム
14日のトライアルセットがあるのですが、それを試すにしても、
「どんな効果が期待出来るのか知りたい…、どんなテクスチャなのか知っておきたい…」
という方に向けてこの記事では、
- それぞれの成分の解説とコンセプト、どんな人におすすめできるか
- 広告などに書かれてる頬の毛穴などへ、本当に効果があるのか
- 実際にお試しを使ってみての使用感を1つの口コミとして
↑のようなところを書いていこうと思います!
ちなみに読み方は「こめはだ」でも「よねはだ」でもなく「まいはだ」です!
それぞれのコンセプトと成分の解説
肌潤石鹸
石けん+保湿成分という構成の石けんです。
どういう商品かというと、基本はやはり石けんですので、ほどほどに洗えます。
そこに保湿成分がプラスされているので、洗い上がりは多少ですがマイルド、つっぱりづらく作られています!
加えて結晶セルロースという成分はスクラブのように働きますので、古い角質を除去する=ターンオーバーを促進する効果も見込めます。
この辺が公式サイトの「ブースター効果のある洗顔石鹸」という表現につながっています!
結果的には「無添加石けんよりしっかり洗えるけど、洗い上がりは無添加石けんよりしっとり」という石けんになっています。
注意点としてはスクラブ効果があると予想されますので、スクラブに肌が弱い方、ターンオーバーが早くて肌荒れしている方にはあまりおすすめできません。

また現在ターンオーバーが正常な方は、促進されることで肌の調子が悪くなるって可能性もありますので、年齢層としてはターンオーバーが鈍る25歳~30歳以上の方向けなのかなと思っています!
もう1つの注意点としては、「洗い流す役割」の石けんにライスパワーNo.11など高価な成分が入っていますので、効果に対するコストパフォーマンスは悪くなっています。
普通の石けんより機能的なのは間違いないですが、上記を踏まえて石けん1個に3780円を出せる方向け、ということです!
無添加石けんくらいしっかり洗いたい、無添加石けんより乾燥しづらい石けんを使いたい、肌のゴワつきを感じ軽いスクラブに魅力を感じる
↓肌潤石鹸の全成分
肌潤化粧水
グリセリンも入っていますが、BG・エタノールがベースなのでほぼとろみがなく、さっぱり系の化粧水です。
エタノールが結構入っていますので、合わない方ご注意ください…。
公式サイトによると、
角層柔軟オイルが角層同士の結合を一時的にゆるめ、美容成分が浸透しやすい状態に整えます。
ライスパワーNo.11をはじめとする美容成分が浸透、角層内をうるおいで満たし
さらに発酵ポリマーがうるおいを密封します。
とのこと。
イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油・オクチルドデカノールあたりが角層をほぐし、
ライスパワーNo.11をはじめダイズ発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスを浸透しやすくするという処方のようですね。
エタノールの揮発性・収れん効果も合わさって、かなり肌なじみがよくなるように作られています。
さっぱりタイプにしては、比較的保湿力があるというか、分かりやすいしっとり感はないのですが、肌の水分量が上がりそうな構成をしています!

逆に言うと、エタノールが少し足を引っ張っている印象があります…
ちなみにライスパワーNo.11については、↓で詳しく書いていますが、この化粧水は医薬部外品ではないので、濃度については定かではないです。
さっぱり系だけど保湿力ポテンシャル高めの化粧水を使いたい、エタノールは気にならない、ライスパワーNo.11・ダイズ発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスに魅力を感じる
↓肌潤化粧水の全成分
肌潤改善エッセンス
ライスパワーNo.11に魅力を感じている方には、この美容液が一番おすすめです。
角層のセラミドを増やし、皮膚の水分保持能を改善する成分。単純な保湿ではなく、肌そのものが水分をキープする力やバリア機能を高める。
肌表面の角層の細胞の間を埋める成分の1つ。バリア機能に直接的に関係し、刺激や乾燥から肌を守る役割がある。
セラミドを増やすと、肌の水分量が増える・乾燥しづらくなる・肌荒れしにくくなるなどなど。スキンケアを考える上で重要な成分の1つ。
詳しくは作ってらっしゃる原料会社さんのホームページをご覧頂くと分かりやすいと思います!

米肌の肌潤ラインの中で、こちらの肌潤改善エッセンスと肌潤改善アイクリームのみが「医薬部外品」になっています。
医薬部外品だからといって効果が高い・良いとは一概に言えませんが、医薬部外品になっているということは、
- データを提出して効果が認められた
- その成分が一定濃度で配合されている
ということです。
つまりライスパワーNo.11の「セラミドを増やし、肌が水分を保つ力を改善する」という効果に妥当性があるということ。

詳しいデータは開示されていないので、どの程度の効果かは分かりませんが、「医薬部外品の基準を満たすくらいの効果があって、効果が認められる濃度で配合されている」というのは少し安心感がありますよね
「浸透型リン脂質が美容成分を引き込むようにすばやく浸透」
「エモリエントゲルが肌表面にとどまり、美容成分を長時間閉じ込めます」
と公式ページにかかれていますね。
ちなみにこのような浸透の表現は乳化剤・界面活性剤によるものなわけで、よく悪者扱いされますが、刺激もなく悪いものではないので気にしなくても大丈夫です!
構成的には乳液をイメージしていただくといいと思います。
水分+油分で、ビフィズス菌エキス・ダイズ発酵エキスなどの美容成分は化粧水などと共通です。
乳液として、エタノールは気にならない、ライスパワーNo.11・ダイズ発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスに魅力を感じる
↓肌潤改善エッセンスの全成分
精製水・ 1.3-ブチレングリコール・濃グリセリン・エタノール・セトステアリルアルコール・ dl-α-トコフェロール・オレンジ油・グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液・ビフィズス菌エキス・納豆エキス・アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80 ・エデト酸二ナトリウム・クエン酸・チオ硫酸ナトリウム・バチルアルコール・ベヘニルアルコール・ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、メチルポリシロキサン・リン酸一水素ナトリウム・水素添加大豆リゾリン脂質、乳酸ナトリウム液・無水エタノール・流動パラフィン・フェノキシエタノール・メチルパラベン
肌潤クリーム
化粧水・乳液でも保湿力が足りないという方向け。
米肌は化粧水も乳液もさっぱりめなので、ラインで使うなら乾燥肌の方には必須かもです。
基本的な構成は、より油分が多め、シンプルめの保湿クリームになっています!
一般的な保湿クリームと比べて水分量が多く作られているので、乳液と保湿クリームの間くらいの感覚で使えるかなと思います。
美容成分は他と同じく、ライスパワーNo.11・ダイズ発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスなど。
こちらも化粧水と同じく医薬部外品でないので、ライスパワーNo.11の濃度については定かではないです。
↓肌潤クリームの全成分
毛穴への効果はどのくらい期待できるのか
公式サイトでは「毛穴の目立ちが気になる方」へおすすめされています。
公式ではない方がうっている広告でも「頬の毛穴」などの表記があって、毛穴への効果について検索されている方も多いので、ピックアップして補足しておきます。
毛穴の開き・目立ちにはいくつか考えられる原因があって、
- 乾燥によって目立っている
- 角栓が酸化し黒ずんでいる
- 角化異常を起こし、すり鉢状にへこんでいる
などなど、ターンオーバーだったり、洗顔のバランスだったりと、いろんな要素が組み合わさって毛穴の目立ちにつながります。
結論を言うと、米肌の毛穴への効果は、
「肌の水分量を上げ、乾燥による毛穴の目立ちをマシにする」
が主な効果かなと思います。
コンセプトはセラミドを増やして肌自身の水分量を増やすこと。
それで乾燥によるターンオーバーの異常だったり、毛穴の開きが快方に向かいますので、全体的に毛穴にはいい効果があるという感じですね。
ただし毛穴への分かりやすい効果とか、速効性があるとかはなくて、あくまで地味で間接的な効果だと思っておくのがいいと思います!

エタノールによる収れん(毛穴を引き締める)効果もあるかもですが、収れん効果は一時的なものです!
あと、ほうれい線への効果についても検索されているのですが、基本的にほうれい線を改善するようなコンセプトの商品ではないです!
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まとめ:こんな人におすすめ!
米肌のうるおいケアのライン、肌潤シリーズは…
- ライスパワーNo.11の効果でセラミドを増やし、肌が水分を保つ力を改善したい
- エタノールに刺激を感じないので、保湿力はありつつもさっぱり使用感の良いスキンケアラインを使いたい
こんな人におすすめです!
ポイントはやっぱりライスパワーNo.11のセラミドケアです。
セラミド自体も肌潤シリーズの構成も、がっつり蓋をするような保湿ではないですが、ベタつかずに肌の水分量を上げるような作りになっています!
トライアルセットを実際に使ってみての口コミ!
成分だけ見ても分かりづらいと思いますので、トライアルセットを購入して試してみました!
実際に使ってみてのテクスチャとか使用感を書いていきますので、1つの口コミとして参考になればと思います!

使ってどうなったとかは、米肌だけで起こった変化か分かりませんし、どうとでも言えるので書かないようにしています!
石けんを使ってみて
見た目通り、泡立ち・洗っている感じなど基本的には普通の石けんと同じです。
使ってみるとたしかに洗い上がりは少しだけマイルドですが、普通の石けんでがっつりつっぱる人はこれでもつっぱると思います。
無添加より乾燥しづらいのは確かで、
「さっぱりめに洗えて角質ケアをしつつ潤いも残りやすい」
というコンセプトの石けんですが、やはりこの差に3780円出せる人向けって感じだと思います!
化粧水を使ってみて
香りは若っっ干だけアルコールっぽい匂いがします。
とろみはほんの少しだけで、肌なじみもよくってさっぱりした塗り心地です。
かといってすぐ乾燥する感じでもなく、脂性肌ならちょうどよく単品使いもできます。
水分保持力を上げる化粧水ですが、「蓋」としての保湿力自体はほとんどないので、乾燥肌の方は乳液・クリーム必須です。
美容液を使ってみて
役割的には乳液として使える美容液です。
なので順番は通常通り化粧水→美容液→クリーム。
出した時はかためのジェルっぽいですが、めちゃくちゃのびます!
水分と油分が補給できて、しっかり蓋としても機能してくれるので、ほとんど人は化粧水→この美容液で完結できそうです。
もちろん人によってはこれ1つだけで済ましちゃうことも出来ます。
- 化粧水+美容液を使ったとき
- 美容液のみを使ったとき
を比べてみて、調子のいい使い方を選ぶと良いと思います!
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保湿クリームを使ってみて
保湿クリームですが、より油分を多くした乳液をイメージしてもらうといいと思います!
かなりのびてくれますし、肌なじみもいい感じ。
ニベアの青缶を2段くらい柔らかくした感じで、かなり使いやすくなっています!
ライスパワーNo.11に魅力を感じるなら美容液が一番ですが、化粧水→保湿クリームという使い方も全然出来ると思います。
(これを単体で使うのは難しいです)
それぞれの役割のイメージ
自分にはどれが必要でどれは使わなくていいかは、実際に試してみないとわかりにくいですが、それぞれの役割のイメージは↓の感じです
- 肌潤化粧水 :水分
- 肌潤改善エッセンス:水分+油分
(ライスパワーNO.11 医薬部外品) - 肌潤クリーム :水分+油分+油分
美容成分自体は共通で、もちろんライン使いすれば効果は高まりますが、自分に油分がどれくらい必要かで決めるといいと思います!

皮脂が自然に出る方はクリームまで使う必要はなくって、ライスパワーNO.11に期待したいなら美容液が一番いいですし、肌に足りないものを補うイメージです!
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1500円・送料無料でお試し
肌潤シリーズは1本あたりの価格が税抜きで石けん3500円・化粧水5000円・美容液7000円・クリーム5000円と高め。
すべてにエタノールも入っていますし、肌に合うか・使用感が好みかを確かめるのに、やっぱりトライアルで試すのがおすすめです。
トライアルを使うにあたって、
セラミドを増やすというメインの効果は、正直そんなにはやくは出ないし、効果があっても実感までは時間がかかる
と思います。
単体で決め撃ちするならやはり美容液がおすすめですので、合わせて検討するといい感じだと思います!